○ 国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者など、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、本事務年度においても積極的に取り組んでいきます。

○ 平成24事務年度においては、479件(前年比84.8%)の調査を実施し、追徴税額は総額で15億円となっています。

○ また、1件当たりの追徴税額は308万円で、所得税の実地調査(特別・一般)1件当たりの追徴税額150万円の約2.1倍となっています。

富裕層に対する調査状況

事務年度等 23事務年度 24事務年度   (参考)24事務年度 実地調査
項目 対前年比 (特別・一般)全体
調査件数 565 479 84.8 5,552
申告漏れ等の非違件数 472 431 91.3 4,992
申告漏れ所得金額 億円 58 49 84.5 537
追徴税額 億円 19 15 78.9 83
一件当たり 申告漏れ所得金額 万円 1,019 1,020 100.1 967
追徴税額 万円 338 308 91.1 150