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※ 所属等は平成30年12月現在のものです。

税務の知識のみならず、生きた経済も知る!


梶原 瞭太
高岡税務署 個人課税部門
(平成27年度採用)

現在の職場を志望した動機は?

もともとは、消防士を目指しており、高校を卒業後に公務員専門学校に入学しました。しかし、公務員試験の勉強をするうちに、様々な公務員の職種について学ぶ機会がありました。その中で、国の財政基盤である税金の課税、徴収の最前線に立つ税務職に興味を持ったのがきっかけです。

現在はどのような仕事を?

私は、主に所得税を担当する個人課税部門で働いています。所得税などの確定申告のために来署される多数の納税者の方の申告相談を行うほか、提出された申告の内容が正しいかどうかを確認するための税務調査を行っています。税務調査では、納税者の方の自宅や事業所に出向き、帳簿書類や資産状況を確認しています。

ズバリ!プロフェッショナルとしてのモットーは?

税務知識の習得やアップデートなどの自己研さんはもちろん必要ですが、スムーズに税務調査を進めるためには、納税者の方から話を聴くためのコミュニケーション能力も必要ですし、業種ごとの商慣習を知っておく必要もあります。そのため、税務知識のみならず、日々幅広い知識を身に付けていくことも心掛けています。

税務職員を目指す方へのメッセージ!

税務職員は、幅広い知識が必要であり、日々の自己研さんが必要なります。税務の職場には、知識の習得を手助けしてくれる研修制度が充実しており、その時々に応じて様々な機会が設けられています。税務職員は国家の財政を担う、やりがいのある仕事だと思いますし、自分自身が成長できる職業だと思います。税務の職場で一緒に働きましょう。

些細なことから、得たものは大きい!


田中 翔子
金沢税務署 審理専門官
(平成22年度採用)

現在の職場を志望した動機は?

私は就職活動をする上で、国家公務員という仕事は全く考えていませんでしたが、両親の勧めで税務の仕事について考えるようになりました。税務署というと厳しく難しいイメージでしたが、採用後の研修制度や休暇制度も充実していて、女性にも働きやすい職場だと思い、税務の仕事について調べていくうちに魅力を感じるようになりました。

職場に入ってから、最も印象に残っている仕事は?

配属されて初めての確定申告です。規模の大きい税務署だったので、納税者の多さに驚きました。また、私の知識不足で周りの方に迷惑を掛けてしまったこともありましたが、確定申告で多くの納税者の方と関わり、申告相談を受けることで、とても勉強になったことを覚えています。確定申告は毎年ありますが、税務署一体となって確定申告期間を乗り越えたときは、今でも達成感を感じます。

あなたの仕事と育児(家庭)の両立とは?

現在、私は育児時間制度を利用し、勤務時間を30分短縮しています。その分、子育ての時間が増え、子供たちも喜んでいます。職場全体が子育てに理解があるため、子供の急な発熱時には、「子の看護休暇」制度を活用しており、仕事も周りの方々のサポートがあるため、両立して働くことができています。

税務職員を目指す方へのメッセージ!

税務の職場は税法をはじめ、様々な知識が求められ、常に勉強することが必要です。大変な仕事ではありますが、研修制度も充実しており、上司や先輩も快く指導してくれますので、毎日楽しく知識の習得に励むことができると思います。
 私は些細なきっかけで税務の仕事を選びましたが、今となっては税務の道に進んで良かったと思っています。皆さん、是非一緒に働きましょう。

信念を持って、前進あるのみ!


津田 泰基
課税部 資料調査課
(平成22年度採用)

現在の職場を志望した動機は?

中学生の時に税務署の職員が講師となった租税教室があり、税務という職場を知りました。その後自分で税務の職場について調べていくにつれ、法人や個人の納税者に対して適正に申告されているかの確認を行う「調査」という仕事があることが分かり、ますます興味を持ったのがきっかけです。

現在はどのような仕事を?

私が所属している資料調査課は、主に大口の不正が見込まれる法人や複雑な取引を行う法人を対象として高度な調査を行う部署です。日頃から上司や先輩とチームを組み、それぞれが自分の役割をこなしていくスピード感がある調査を行い、「適正かつ公平な課税」の実現を目指しています。

ズバリ!プロフェッショナルとしてのモットーは?

税務職員には、基本となる所得税法、法人税法、消費税法などの各税法はもとより、民法、会社法などの各法律や簿記会計学、更には経済情勢や業種・業界の情報など幅広い知識が必要であり、また、人との会話術、説得力など高いスキルが求められます。また、それらは常に変化し続けます。私は、税務職員として、現状の能力に満足することなく、これからも新しい知識の習得や、スキルを高めることに意識を持ち続けたいと思います。

税務職員を目指す方へのメッセージ!

税務の仕事は、専門的な知識やスキルが要求される仕事です。しかし、安心してください。私自身も知識やスキルのない状態で税務の職場に入りましたが、充実した研修や諸先輩方の丁寧な指導により着実に習得しています。もちろん、仕事ですので辛いことや大変なこともありますが、働きがいのある職場ですので関心のある方は、是非志望していただきたいと思います。

常に善良な納税者の味方でいたい!


川村 悠気
調査査察部 査察部門
(平成22年度採用)

現在の職場を志望した動機は?

小学生の頃に、家族とある映画を観ていて、「税務職員=かっこいい」という印象を持ちました。その後、兄が公務員(他官庁)を目指していたことがきっかけで、小学生の頃に持っていた税務職員への印象を思い出し、「自分がかっこいいと思える仕事をしたい。」という気持ちが膨らみ、税務の道を目指すことを決めました。

現在はどのような仕事を?

通称「マルサ」と呼ばれる査察部門において、申告納税制度を脅かす悪質な脱税者に対し、刑事責任を追及するなどして、適正・公平な課税の実現を維持するための査察調査に携わっています。
 税務調査と異なり、裁判官の令状による強制調査を行い、脱税の全貌を把握し、とてもやりがいのある仕事です。

職場に入ってから、最も印象に残っている仕事は?

最も印象に残っていることは、初めて一人で税務調査に行ったときのことです。税務調査の過程で、申告内容に誤りを発見したのですが、自分の親と同じくらいの年齢の納税者に対して、申告書の修正を指導することはとても大変でした。どのような納税者に対しても、敬意を払いつつ、毅然とした態度で取り組むことが大事だと学びました。

ズバリ!プロフェッショナルとしてのモットーは?

納税者の中には、正しく申告納税を行っている方もいれば、悪質な手口で申告納税を免れている方もいます。悪質な脱税者を許さないという気持ちは、私自身だけでなく、正しく申告納税をされている方々も同じ気持ちだと思います。そのため、悪質な脱税者と対峙する際には、正しく申告納税をされている方々の思いも託されているということを常に意識し、責任をもって臆することなく立ち向かっています。

税務職員を目指す方へのメッセージ!

国税の仕事は「正義」の仕事です。「不正を許さないという正義感」、「善良な納税者の味方であるという使命感」を持って働くことができる、とてもやりがいのある職場です。
 皆さんの溢れる「正義」を国税の職場で発揮してみませんか。一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。