平成28年分の相続税の申告状況について【山口県】

平成29年12月
広島国税局

平成28年中（平成28年1月1日～平成28年12月31日）に亡くなられた方から、相続や遺贈などにより財産を取得した方についての相続税の申告状況の概要は、次のとおりです。

（注）　平成27年1月1日以後の相続等については、平成25年度税制改正により、基礎控除額の引下げ等が行われています。

1　被相続人数等

平成28年中に亡くなられた方（被相続人数）は18,366人（平成27年18,211人）、このうち相続税の課税対象となった被相続人数は1,070人（平成27年1,056人）で、課税割合は5.8％（平成27年5.8％）となっており、平成27年と同じ割合となりました。

課税価格の合計は1,126億円（平成27年1,151億円）で、被相続人1人当たりでは1億522万円（平成27年1億899万円）となっています。

税額の合計は96億円（平成27年104億円）で、被相続人1人当たりでは898万円（平成27年987万円）となっています。

相続財産の金額の構成比は、現金・預貯金等45.5％（平成27年41.0％）、土地22.4％（平成27年21.8％）、有価証券14.1％（平成27年16.8％）の順となっています。

（注）

1　平成27年分は、平成28年10月31日までに提出された申告書（修正申告書を除く。）データに基づいて作成している。
2　平成28年分は、平成29年10月31日までに提出された申告書（修正申告書を除く。）データに基づいて作成している。
3　「被相続人数（死亡者数）」は、厚生労働省政策統括官（統計・情報政策担当）「人口動態統計」による。
4　「課税価格」は、相続財産価額に相続時精算課税適用財産価額を加え、被相続人の債務・葬式費用を控除し、さらに相続開始前3年以内の被相続人から相続人等への生前贈与財産価額を加えたものである。
5　各年分とも、本書は相続税額のある申告書に係る計数を示し、外書は相続税額のない申告書に係る計数を示す。

（注）

1　「課税価格」は、相続財産価額に相続時精算課税適用財産価額を加え、被相続人の債務・葬式費用を控除し、相続開始前3年以内の被相続人から相続人等への生前贈与財産価額を加えたものである。
2　上記の計数は、相続税額のある申告書（修正申告書を除く。）データに基づいて作成している。

項目年分	土地	家屋	有価証券	現金・預貯金等	その他	合計
	億円	億円	億円	億円	億円	億円
平成19	295	38	140	207	109	789
20	286	39	206	195	114	840
21	248	30	124	219	118	739
22	251	41	111	225	103	731
23	221	38	120	254	110	743
24	208	37	107	267	84	703
25	196	35	134	273	109	747
26	206	40	161	278	122	807
27	255	66	197	480	173	1,171
28	259	58	163	526	149	1,157

（注）　上記の計数は、相続税額のある申告書（修正申告書を除く。）データに基づいて作成している。

（注）　上記の計数は、相続税額のある申告書（修正申告書を除く。）データに基づいて作成している。