国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者など、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、平成26事務年度においても積極的に取り組んでいきます。

平成25事務年度においては、270件(前年比91.2%)の調査を実施し、追徴税額は総額で373百万円となっています。

また、1件当たりの追徴税額は1,381千円となっています。

富裕層に対する調査状況

事務年度等 24事務年度 25事務年度   (参考)25事務年度 実地調査(特別・一般)全体
項目 対前年比
調査件数 296 270 91.2% 2,091
申告漏れ等の非違件数 225 209 92.9% 1,747
申告漏れ所得金額 百万円 1,166 847 72.6% 14,968
追徴税額 百万円 444 373 84.0% 2,795
1件当たり 申告漏れ所得金額 千円 3,940 3,138 79.6% 7,158
追徴税額 千円 1,500 1,381 92.1% 1,337