○ 経済の国際化の進展による、企業や個人の国境を越えた事業・投資活動の活発化に伴い、国際課税に係る調査の重要性が高まっています。
 そうした中、広島国税局では、海外取引法人やタックスヘイブン等の事案に対する調査について、国際税務専門官を中心として積極的に取り組んでいます。

○ 平成23事務年度における海外取引法人等に対する調査件数は368件(前年対比91.1%)、海外取引に係る申告漏れ所得金額は約49億5千7百万円(同292.6%)となりました。

○ 海外取引法人に対する実地調査の事績(税務署所管法人)
事務年度等 22 23  
項目 前年対比
海外取引法人等調査件数 404 368 91.1
海外取引等に係る非違があった件数 83 81 97.6
同上のうち、不正発見件数 22 23 104.5
海外取引等に係る申告漏れ所得金額 百万円 1,694 4,957 292.6
同上のうち、不正所得金額 百万円 387 344 88.9