○ 消費税は、主要な税目の一つであり、預り金的性格を有するため、一層の適正な税務執行が求められています。
 特に、消費税について虚偽の申告により不正に還付金を得るケースも見受けられるため、こうした不正還付を行う悪質な納税者に対して厳正な調査を実施しています。
 平成23事務年度においては、消費税の還付申告を行っている法人362社(前年対比102.0%)について調査を実施し、その追徴税額は2億6千3百万円、うち不正還付があった件数は22件、その追徴税額は5千4百万円でした。

○ 消費税還付申告法人に対する消費税の実地調査の状況
事務年度等 22 23  
項目 前年対比
まる1 調査件数 355 362 102.0
まる2 非違があった件数 210 208 99.0
まる3 調査による追徴税額 百万円 243 263 108.2
まる4 まる2のうち不正計算を行っていた件数 26 22 84.6
まる5 まる4に係る追徴税額 百万円 44 54 122.7