1. 日時

平成20年3月19日(水) 14時55分〜15時30分

2. 場所

国税庁 第二会議室

3. 出席者

  • ・ 国税審議会税理士分科会委員

     辻山栄子(会長)、尾原榮夫、大西孝之、水野忠恒

  • ・ 国税庁

4. 議題

  • (1) 「税理士・税理士法人に対する懲戒処分等の考え方」について
  • (2) 懲戒審査委員の推薦について

5. 議事経過

  事務局から「税理士・税理士法人に対する懲戒処分等の考え方」についての説明があり、以下の質疑応答の後、この「考え方」については、これまでの税理士分科会における議論、委員の意見等を踏まえた内容となっていることから、今後、分科会においてもこの「考え方」に基づいて懲戒処分等の審議を行うこととされた。

  • ○ 量定の目安となる金額はどのくらいの期間・頻度で改定するのか。

    → 貨幣価値の変動などの要因のほか、分科会における審議も踏まえ、必要に応じて見直しを行う。

  • ○ そもそもこの「考え方」はどのような性格のものか。

    → 税理士に対する処分の透明性・公平性を確保するという観点から制定・公表するものである。

  • ○ 量定の判断要素として「選択する処分が他の税理士及び社会に与える影響」などが掲げられているが、どのように勘案するのか。

    → これらの判断要素は裁判例を参考に整理したものであるが、例えば、選択する処分が、他の税理士に対する不法行為の抑止という面からみても相当なものとなっているかどうか検討することなどが考えられる。

(注)○は委員の意見又は質問であり、→は事務局の回答である。