1 日時

平成16年2月24日(火) 15:30〜17:00

2 場所

国税庁 第一会議室

3 出席者

  • (懇談会メンバー)
    • 井岸松根、岡本 勝、奥村洋彦、須磨佳津江、寺沢利雄、本間千枝子、御船美智子、山下友信

     (敬称略)

  • (国税庁)
    • 村上次長、寺内酒税課長、浜田鑑定企画官、若尾酒税企画官、初谷、小森、亀井、本宮、前田、土屋 (以上酒税課課長補佐)

4 議事概要

  1. (1) はじめに、国税庁側から、「懇談会再開の趣旨及び経緯」及び「酒類行政を巡る状況」等について説明があった。
  2. (2) 続いて、座長から、今後の懇談会の進め方等として、1前回までの検討をより深めていく必要性、 2メンバーの追加、3有識者からのヒアリングの実施及び4諸外国の実態調査の4点についてメンバーに対し意見を求め、メンバーから意見等が述べられた。主な意見等の要旨は次のとおり。
    • ○ 今後の検討に当たっては、検討・対応の順番、検討の中身をはっきりさせておくことが重要。
    • 〇 「段階的な整備」は大事であるが、今後は、「何が必要か」を考えることが重要。
    • 〇 前回の「懇談会とりまとめ」を受けて講じられた各種の施策・措置が有効に機能しているか否か検証等していくことが、懇談会を意味あるものにする上で重要。
    • ○ 改めて酒は致酔性のある商品であることを基本に考えていくべき。
    • 〇 「消費者の利便性」とは一体何か、ということも考えるべき。
    • 〇 これから特にクローズアップされてくるのは、青少年に「暴走への扉」を開かせないことや、「健康の問題」であって、こうした社会的な要請への対応が重要。
    • 〇 青少年の非行問題については、何よりも、親教育が必要。販売者側の検討ばかりではなく、買う側、飲む側の検討もすべき。
    • 〇 「教育」の問題が重要。「青少年の育成」等の観点から「地域」の問題も考えていくべき。「地域の教育力」を高めていくことが重要。
    • 〇 「教育」に焦点を当て、その中身を詰めていくと「健康」の問題になる。その検討には科学的な裏付けが必要。
  3. (3) メンバーからの意見聴取後、座長から、「酒類の特性」、「青少年の健全な育成の重要性」、「地域社会における酒類小売業者の役割」等幅広い観点から検討を深めていく必要性が改めて示され、1メンバーの追加、2有識者からのヒアリングの実施、3諸外国の実態調査について了承された。